【運動】という大きなくくりから専門スポーツの指導者へ

バレーボール指導

バレーボールの指導者研修会に参加してきました。

普段9人制のバレーボールをやっている私。

昨年から中学の外部コーチをボランティアでやっているのですが
バレーボール技術は日々進化し続けているので
今の指導法を学びたいと思っていたら
協会のサイトで研修会を見つけて申し込み。

コーチの資格を持っている方の更新のための講習会でしたが
資格を持っていない人も聴講生として参加でき
さらには中学高校の教員も加わり
かなりの大人数な研修会でした。

(浜松の中学はこのとき新人戦。
中学の先生こそ聞いていただきたい内容盛りだくさんでした。
技術的なことではなく、指導者の資質とかあり方とか。。。
ついつい、要望として協会の方に伝えたんですが
(知っている先生がいらしたので)
他の日程が取れなかったそうです。)

学校の部活動なので
「学校教育上の・・・」という言葉をよく聞きます。

私もそれはわきまえています。

先生に意見を求められたときに
「学校として、どこを目指していますか?」と聞いたことがあります。

「勝利至上主義なのか? 楽しくバレーボールという競技をやりましょう、なのか?」

それによって私が出す答えは変わってくるのです。

体育がご専門ではなく、
強豪高校でのバレー部経験があるわけでもなく
赴任した中学でバレー部顧問がいなくて
たまたま顧問になりました

という先生たちってたくさんいらっしゃると思うのです。

顧問になったからには
基本的な資質やあり方を学ぶ機会を
創ってほしい、と切に願います。

研修会は
講義あり、
体育館へ移動しての実技あり
と充実した内容でした。

話の中で、運動学など専門的なことも入ってきましたが
運動学を知らない人でもきっとわかりやすいだろうな、という説明をしていました。

私はこういう運動力学とか大好きなので
もっと聞きたい!!!
って思いました。

また、
ソーシャルスタイル診断
というのもやりました。

なんとなく自分のことはわかっていたけど
やっぱりな結果がでました。

私はアナリティカル。

だから根拠に基づいての話が大好き。

今回の研修会も
運動力学やデータ分析、エビデンスなど
しっかりとした根拠に基づいての話が多かったので
とても楽しい研修会でした!

研修会の中で
小学校の時にボール遊びとか 良く体を動かしていた子は バレー部に入っても技術の習得が早い

と講師の先生がおっしゃっていました。

スポーツをもうすでに始めていて その基礎体力をつけるため

何のスポーツをするかまだ決まっていないけど 運動能力を上げるため

チルチェの脳育運動教室に来ている子が多いのですが
中学で部活を見るようになって
本当に実感します。

まず、ボール投げができない子が多すぎる。

右手で投げるのに、右足が前に出る子がいる。

これ↑は、園児ではよく見る、普通の投げ方です。
まだ体の使い方がわかっていない投げ方ですね。

運動教室では年長さん以上であれば修正させます。
年長や小学校低学年で正しい投げ方ができる子と
中学で運動部に入って、初めて投げ方を教わる、できるようになるのとでは
体の使い方に違いが出るのは明らかです。

正しい投げ方ができる子は、体幹を使った投げ方ができます。

運動教室では
その、体幹を使った投げ方ができるようになるための
発育発達に即した運動、体操もあります。

スポーツをするようになって初めて正しい投げ方が体でわかる子と
それを小学校から当たり前にできる子では
スポーツの習得度が変わってきますね。

土台が違うのです。

体の使い方、運動フォームはすべて!だと思っています。

フォームがきれいではないのに
なんとなく要領よくその競技ができてしまう子ももちろんいます。

でも、結局それは突発的なケガや、積み重なった動きのずれからくるスポーツ障害を引き起こします。

それを、子ども達には伝えていますが
意識して直そうとする子
言われた時はできるけど言われなくなるといつものフォームに戻る子
いろいろです。

意識して直そうとする子はどんどん成長しているのが
よくわかります。

上手になるよね。

そういう、意識をしっかりしている、取り組む姿勢がある子を
試合につかっていきたいですが
采配は顧問がしているので。。。

私は、バレー技術を伝えるだけの外部コーチなので・・・
難しいところです。

今回の研修会や
この期間中にあった新人戦で
思うところはたくさんたくさんありました。

このブログには書けないので。。。

キッズ専用ブログに書きたいと思います 笑

研修会の様子は静岡県バレーボール協会のサイトに載っています。

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